福井へ行ったら

ゴールデンウィークは大阪行き、岐阜経由で福井へ(大阪では飛田の百番へ連れてってもらった、あまりに異様な雰囲気!M本さん一家ありがとう!)。福井は昔から何かと縁があるところで、子供のころの家族旅行はなぜかいつも越前海岸だったり、相方が昔福井市でJetのティーチャーをやっていたり、名古屋でお世話になった楽器を触らせたら世界一の某石仏町のNさんは福井出身だったり・・・。さてさて、8年振りくらいに訪れた福井駅前は小奇麗になっており、動く恐竜が三体。しかし新幹線はまだ来ていないので人はまばら。果たしてここに新幹線が必要なのかどうかはわからない。駅前の古本屋は今も健在で、相変わらず大量の漫画本(エロ含む)を売っていた。駅から車で少し行ったところにあるフラミンゴレコードは、二階だけになっていた(前はどうだったか記憶がないが、探していたLoopのシングル集LPを500円で見つけたのは覚えている)が、ちゃんとあったので安心した。相変わらずいろんなレコードが叩き売り状態だったが・・・。

さて、やっぱりここずっと、私にとって福井といえば、自民党のメガネビッチではもちろんなく、ソースかつ丼でもなく、やはり殊能センセーである。亡くなってから(ここに書いた)色々読み返したり、名大のSF研が出した「Before mercy snow」を手に入れて読んだりで、なかなかその存在は忘れられないままくすぶっているのは、センセーファンの人ならみなそうなのではないか。その先週の福井小旅行でも、センセーが足繁く(ではないが)通っていたであろう映画館を眺め、センセーがたまに行っていた西武の前を通って、はーっとため息をついた。せっかくここまで来たんだから、お墓の前に花の一本でもそえたいところだが、センセーはその墓のありかが公になるような存在でもない。何か煮えきらぬ思いもしつつ、センセーのことを思い思い、つかのまの福井旅行はあっさり終わった。そして今日、仕事中にやることないなと新刊情報を眺めていたら、何とセンセーの読書日記が本になるではないか! おお、ああ! 嬉しさと寂しさなのかそれとも驚きなのか、自分でもよくわからない感情がないまぜになりながら、ちょっと涙ぐみそうになる。3冊くらい買って保存用、熟読用、誰かにあげる用にするかとか、どうでもいいことを考える。この調子でmemoも全部出版してくれたらいいのになあ。「mercy snow /a day in the life -memo全集 全5巻 函入 49,000円」とかでも買うと思うけどね。思い出したように少しだけ残ってるアーカイブ(このへん)を見て、これは2000年代のテレビ番組のノスタルジーにも浸れるすばらしい日記群だなあと。ついでに(どっちがついでなのか)センセーの体調の浮き沈みもわかってしまうのだが。やはりこれは何が何でも書籍化してくれないものか。データが残ってるのならファンジンででも何でもいいから出してくれないものか・・・。

最近朝のテレビに真矢みき様が出ているのを見ていると、センセーのmemoは毎朝「今日も真矢みき様で大脳覚醒中」とかだったのだろうかと思うとフフフと笑えてくる。あ、福井は見れないのだったか。

そういやyoutubeにセンセーのチャンネルがあったな。まだまだ楽しませてもらいます。

https://www.youtube.com/watch?v=j3fCCzWBQb0

12. May 2015 by sats
Categories: books, thought | Tags: , | Leave a comment