ギリシャ続報 | 焔と煙霧

ギリシャ続報

連日日本語のニュースにもなっているように、ようやくというべきなのか、黄金の夜明け党の党首を含む国会議員たちが数名逮捕、起訴されるようである。

ギリシャ極右議員起訴へ 歌手刺殺事件がきっかけ

http://libcom.org/news/greece-antifascist-rapper-stabbed-death-25-neonazis-18092013
AFPBB News

しかしもちろんギリシャのアンティファの人たちはこんなもので喜んでいるわけもなく、そもそもこのネオナチ政党を育て上げ、時には利用してきたギリシャ政府を許すわけにはいかない、といった感じらしい。この春にel zineに載せてもらった、ギリシャ・パンクスへのインタビューを今読み返してみたが、テミスがその中で言っていた。

「彼らは移民や左翼への攻撃を数え切れないほど行ってるし、警察は決まってこれに目をつむっていて、ファシストたちは一人としてこういった移民に対する殺人や襲撃について罪に問われたことはないんだよ」

ギリシャ政府の今回の動きは、ようやく、というよりも、今までファシストに対して眼をつむってきたことを不問に付すための都合のいいきっかけだったのかもしれない。Pavlos Fyssas殺害の現場にも警官が居合わせ、一部始終を見ていたと言うから、その罪滅ぼしというか、それをもみ消す口実のようでもある。

1人のラッパーの死によって社会は少し変わった、という見方に興味はない。何がラッパーを殺したのか、ということを私は考えたい。

先日の差別撤廃東京大行進にて。次の日の「許すな差別・排外主義」にも掲げられていた。

先日の差別撤廃東京大行進にて。次の日の「許すな差別・排外主義」にも掲げられていた。

02. October 2013 by sats
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