ギリシャ:アンチファシスト・ラッパーが25人のネオナチによって刺殺される

継続的にギリシャのことを書いてきたが、遂にこんなことが起きてしまった。さっきネットで見たニュースより。

Greece: Anti-fascist rapper stabbed to death by 25 neonazis
(ギリシャ:アンチファシスト・ラッパーが25人のネオナチによって刺殺される)

http://libcom.org/news/greece-antifascist-rapper-stabbed-death-25-neonazis-18092013
libcom.org

ギリシャのアテネ近くのピレウスという県で、9月18日、アンチファのヒップホップ・アーティストKillah Pが、ネオナチ政党「黄金の夜明け」メンバーの襲撃を受けて刺され、亡くなったとのこと。
襲撃は最初15~20人のファシストによって行われ、ガールフレンドと友人たちといたKillah Pたちが「何見てんだよ」と襲われ、その後別の路地からもファシストが10人ほど加わり、一方通行を逆走してきた車から降りてきた運転手によって胸と腹を刺されたという。腹には「L」を逆さにした傷跡が残っていたらしい。しかも一連の出来事は警察官の前で行われていたというから恐ろしい。最終的に刺した運転手、55歳の男は逮捕されたと言うが、それもKillah Pが刺されながらもずっとそいつのことを指差していてようやく捕まったみたい。もちろん他のファシストは既にその場を去っていた。
12日にも別の都市で、コミュニスト政党のメンバー8人がファシスト30人に暴行を受けて重傷を負ったとのことで、ファシストたちの「赤狩り」が水面下で動き出しているのかもしれないし、アンチファと黄金の夜明けの間で起こっている現代の「内戦」は、次のフェーズに入っているのかもしれない。

この殺害に呼応して、ギリシャ国内では既に連帯の動きが起こり、各地でデモが行われたり、黄金の夜明け事務所を襲撃(この辺は本当にギリシャっぽい過激さ)しているらしい。

日本国内に目を向ける。在特会なんて単なる弱いものいじめで喜んでる集団だからこんなことは起きないだろう、とは言い切れない気持ち悪さは、あの醜悪なデモを見ているとどうしても残る。何かがきっかけでギリシャのようにならないとも限らない。「革新的で破壊的な保守」に魅了されている方々なら、ある日突飛な行動を取る可能性もある。やはり彼らを通すべきではない。これ以上のKillah Pを出すわけにはいかない。

18. September 2013 by sats
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