ギリシャで食べたもの(おまけつき)

ギリシャに1ヶ月以上滞在していたが、最後はマケドニア、セルビアの友人たちのバケーションに加わって、テッサロニキ近郊のハルキディキという地域のディオニシウという小さな町でバカンスをしていた。三つの半島がフォークのように伸びている部分の、一番西側の根元あたりである。ハルキディキは北ギリシャ一のリゾート地らしい。

ギリシャに来てスクワットのことばかり書いていたが、たまには別のことも。ようやく食について書こうと思う。


ギリシャで一番お世話になった食べ物は、こちらのファストフードであるスヴラキwithピタだ。ヴォロスではほぼ毎日のように食べた。ピタに串刺しで焼いたチキン(ポークもある)と、トマト、たまねぎ、ザジキというヨーグルトベースのクリーム、そしてフライドポテトまで挟んだてんこ盛りの一品である。ちなみに似たようなもので、ギロと言う、ケバブをピタで挟んだものもある。個人的にはチキンのスヴラキが一番だった。店によって値段はまちまちだが、1つ1.5~2.5ユーロ。クサンティでは家から出ることなく、電話一本でいつも運んでくれていた。ちなみに地域によって呼び方が違うらしく、スヴラキはアテネでは「カラマキ」と言わないといけないと友人が言っていた。試しにアテネで「スヴラキ」と注文したら通じたが・・・。しかしながらテッサロニキで「カラマキ」と言うと、スヴラキ屋さんに殴られる可能性があると。東京と大阪が対立概念であるように、こちらではアテネとテッサロニキが対立しているわけである。こちらのは侵略された云々の歴史も絡んでややこしい。

自家製フラペ(大)

 

後は以前も少し書いたが、これぞギリシャと言えるフラペというアイスコーヒー。アイスコーヒーをミキサーで泡立てて、こちらの友人曰く「最低でも2時間かけて」飲む飲み物だ。日本でのようにサッサと飲むと周りから注意が入る。
町中にカフェはあるし、どのスクワットだろうが家庭だろうが、専用ミキサーが常にあった。大量の砂糖とインスタントコーヒー、好みでミルクを入れて飲む。ケミカルで体に悪いのでチェイサーとして水をお供にするが、フラペが減ってきたらその水を追加してまた延長するわけである。少々薄くなっても気にしない。フラペを飲みながらダラダラと喋ったり、バックギャモンという伝統的なボードゲームをしたりと、地中海的なゆったりした時間を過ごすわけである。私もアテネで作り方を教わり、終いにはジョッキで飲むようになった。そしてテッサロニキでIKEA製フラペ用ハンディ・ミキサーをもらった。これで日本に帰ってものんびりとしたギリシャ時間を味わう用意ができた。

ちなみに上記2つが原因なのか知らないが、ギリシャ人の腹は老若男女問わずだいぶたるんでいる。まるでそれを隠そうとする素振りもなく、ほとんどアメリカにいるような印象だ。失礼。


さて、ヴォロス、アテネで連れて行ってもらったのが、その名も「タベルナ」という種類のレストラン(ちなみに「タベルナ」は日本語だと”Don’t eat”だと言うと大体ウケた)。ここではチプロやラキ、ウゾといった、アルコール度数30~40%のこちらの名産の強い酒を飲みながら、次々と運ばれてくる料理をつまむ。それらの酒の違いがいまいちわからなかったが、氷を入れると白く濁るものがあったり、産地や消費する地域によって呼び方が変わったりするらしい。料理は野菜、魚介類が中心で、日本で言う鯵のような青魚のグリルや、タコの唐揚げ、イカのボイル、ムール貝のニンニク煮などである。ヴォロスで行ったタベルナでは席に座り続ける限り料理が次々と出てきて、それをフォークとナイフで突っつき白濁したチプロを飲みながらダラダラと数時間過ごした。デザートはカラメルプリンだった。

そう言えば先日の韓国で遂にスンデを食べたことを書こうと思っていたが忘れていた。スンデとは韓国版ソーセージみたいなもので、豚の腸の中に米や野菜や何やら色々と詰め込んだ食べ物だ。以前の韓国旅行で見かけたが、食欲をそそる色ではなかったので食べずにいた。
ソウルの盟友キム・サヌォーン氏に、氏の近所(BIG BANGの事務所の近所)の食堂に連れて行かれ、毎度のことながら赤く煮えたぎるチゲの中にヌメヌメと光る黒い物体を食べた。味は見た目ほどどぎつくなく、意外にもあっさりしていた。今思うと懐かしい味である。

23. July 2012 by sats
Categories: foods, greece, people, south korea | Tags: , , , , , | Leave a comment

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