ファラフェルに愛をこめて

ファラフェルという食べ物をご存知だろうか。
ひよこ豆のコロッケのような、中東起源の食べ物である。

Googleで"falafel"と画像検索するととてもうまそうなファラフェルがたくさん出てくる。

肉類、魚類を一切使わないので、欧米に多いベジタリアンやそれをもっと突き詰めたヴィーガンの人たちは大好物のファラフェルである。
サンドイッチのように食べられるのが一般的なようで、ピタパンにパクリと口を開けて、その中にファラフェルやトマト、胡瓜、レタスや玉葱などの野菜を詰め込んで白いソースをかける。フームスというひよこ豆のペーストをつけたりもする(これまたコクが出てうまい)。
日本ではほとんど知名度がないのが残念なファラフェル、一度食べたら病み付きになるのは間違いないと思うのだが。

毎日寝ても覚めてもファラフェルのことばかりを考えている。私はこの旅で、どうやらファラフェルに恋をしたらしい。

発端は先項に登場したヤニスに連れて行ってもらい食べたこのファラフェルである(食べさしの写真でごめんなさい)。

ここのファラフェルはほとんどブリトー用トルティーヤのような大きな生地で包んであり、素材も細かく刻まれ、ファラフェルもスパイスがかなり効いていてちょっと辛めだった。そのスパイスとブリトー生地のあのソフトさにやられたのである。何たる風味、何たる調和。
ベオグラードのShawarma Barという店である。テラジエ広場から大きい通りをひたすら南下した左手にある。NATOの空爆跡から割と近い。

地図

さて、そこでファラフェルのうまさに取り憑かれた私は、その後に訪れたベルリンでファラフェルを食べまくった(同じくらい中華料理も食べたが)。
ベルリンのファラフェルはピタパンに挟まれたオーソドックスなサンドイッチばかりだったが、小ぶりで値段も安めなので気軽に食べられた。どこの駅で降りても大体見つかったが、やはり本場アラブの人が経営している店の方が圧倒的にうまかった。あのファラフェルを齧った時に口に広がる得体の知れぬスパイスのハーモニーは何なのだろうか、馬鹿で孤独な旅行者もあの瞬間だけはすべてを忘れ、束の間の幸福を感じる。

Ostkreuz近くのファラフェル屋。駅からも近いので数回通った。


泊まった巨大ホステル(Landsberger Allee)近くのファラフェル屋。ここのはややくどかった。


Eberswalder Strasse近くのファラフェル屋。レバノン産フルーツジュースはどろっとしていた。


Gorlitzer Bhf駅前のファラフェル。店構えが真っ黒でかっこよかった。ベルリンではここのが一番おいしかった。

パリにもマレ地区というユダヤ人街にファラフェル店がいくつかある。有名な店はいつも長蛇の列である。
こちらのファラフェルはベルリンより高いのが残念だが、ボリュームもあってナスが乗っているのが特徴か。まあパリの外食は概して値段が高いので、5.5ユーロというのはその中でも安いのかもしれないが。

ここのはファラフェルが揚げたてじゃなかったのが残念


ファラフェル初体験の居候先のあの子も大満足

さて、彼の地でファラフェルに思いを寄せていたら、東京に新しくファラフェル店がオープンしたと聞いた。
VESPERA’s falafel and deli
この後本場のイスラエルでもたらふく食べるつもりだが、帰国しても食べられると思うと、嗚呼、それだけで・・・。
Eijiさん頑張って下さい!

12. September 2012 by sats
Categories: foods, france, germany, serbia | Tags: , , , , , | Leave a comment

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